まず最初にお断りしておくが、この記事は【書評記事】ではない。
久しぶりに感動するほどの本と出会えたので、ファーストインプレッションを書き留めておこうと思ったのだ。
本を読み終えた時に、この感動がどうなっているか?
「最後まで楽しく、心に残る本だったな。」と思うのか?
「感動は最初だけだったな。」となってしまうのか?
こんなにワクワクする本は本当に久しぶりだ。
『読みたいことを、書けばいい。』を読み始めた
この本との出会いは、ぼくがよく立ち寄っている『くまざわ書店』でのこと。
本当に何気なく手に取った。
そして巻頭をパラパラと読み始めると、思わずクスッと笑ってしまった。
気づくともうこの本に読み入っていたので、迷わず購入して帰った。
そしてすぐには読まずにいた。
ぼくはいくつかの本を併読するのが好きだが、その時に読んでいた本は間もなく読み終わりそうだったので、その後に読むことを決めた。
そして今朝。
本屋で立ち読みをして、クスッと笑ってしまった部分を含めて、最初から読み始めた。
あっという間にまた読み入ってしまう。
著者の言葉巧みで、深く考えられているような、あまり考えられていないような文脈は、読んでいて心地よい。
ここまで自分の気持ちを書いてみて、一つ気になったことがある。
それは「ぼくがこの本にどんな期待を抱いているのか?」ということ。
この本を読み終えた時のぼくは、どんな気持ちになっていたいのか?
どんな知識を得たいと思っているのか?
自問して出た答えは「特にない」だ。
「特にない」と言ってしまうと、ただ惰性で読むのか?と思われそうだが、そうではない。
言葉を巧みに操る著者の言いたいこと、伝えたいことが何なのか?
自分の気持ちをフラットにさせ、最後まで読みたいのだ。
自分の気持ちをフラットにさせて読み終えた時のぼくは、一体どんな気持ちになっているだろうか?
本当にワクワクする。