PDCAでPlanを立てる時、またはスケジュールを組む時など、初めてやった時はなかなか上手に立てられませんよね。
それもそのはずで、自分にどのくらいの力があり、どれだけのスピードで実行できるのか?などと言った『ペース』がまだわからないからです。
ぼくも今では読書、ブログに関するスケジュールを組む時は、ある程度自分のペースがわかっているので、そこそこ上手な予定を組むことができますが、それ以外のことでは上手に予定を組めません。
例えば今日から『英語』について勉強しよう!と考えた時に、
- 自分が1日にどのくらいの時間を勉強に使えるのか?
- 1日にどれだけの英単語を覚えられるのか?
- 問題集を1ページやるのに、どのくらいの時間が必要なのか?
これらのペースがわからないことには、目標を達成させるためにどういったPlanを立てれば良いのかわかりません。
だからまずは自分のペースを知りましょう!ってっことなんです。
まずは自分のペースを知ることから
ペースを知るには
野田くん
自分のペースを知ることが大切だと言われても、どうやってペースを知ることができるのか?がわかりませんよね。
『ペース』とは、
進むときの速度、物事を進める速度。また、進み具合
大辞林より
このように速度のことを表す言葉です。
1番わかりやすいのは、ランニングペースです。
10kmのランニングをした時に、自分が1km何分で走れるのか?これがランニングペースです。
このランニングペースを知るためにはどうすれば良いか?
それは時間を計測しながら、10kmのランニングをすることです。
しかも正確なペースを計ろうとしたら、1回のランニングだけでは不十分で、何回か10kmのランニングをする必要があります。
こうして何回か計測することで、自分のランニングペースがわかるのです。
これを自分の達成したい目標にも応用することで、Planを立てる時に必要なペースがわかります。
例えば1ヶ月に1冊の問題集を解くことを目標とした場合、自分は1ページを約何分で解けるのか?を何回か計測して、1ページを解くペースを知ります。
そうなれば1日に何分の勉強をすれば、1ヶ月で1冊の問題集を解けるのかが見えてきますよね。
目標を達成するために必要な行動のペースを知ることが大切で、そのためにはその行動を何回かやってみなくては、わからないということです。
自分がどのペースを知れば良いのかわからない時
ここまで自分のペースを知ることが大切だとお伝えしてきたのですが、こんな人もいるのではないでしょうか?
マッキーくん
『お金持ちになりたい』という目標をもっていた場合、どんなペースがわかれば良いのか?
パッと考えても浮かんできませんよね。
ぼくでもわかりません。
それはなぜか?以前に違う記事でお伝えしたように、目標が明確化されていないからです。
【現状と夢までのギャップを把握する】まず最初に夢(目標)の明確化
『お金持ちになりたい』を自分がいつまでに、どれだけのお金を稼ぎたいと思っているのか?を明確化させるのです。
例えばそれが『1年後に毎月3万円』だったとしましょう。
そうした場合、まずすぐに稼げるお金はいくらなのか?を調べ、さらにそこから1ヶ月でどのくらい収入を上げられるのか?を調べます。
これが1ヶ月で収入を上げられるペースです。
ここでペースは一定なのか、それともどんどんと上がっていく見込みがあるのか?という点を調べることも大切になってきます。
その稼げるペースがわかってきて始めて、1年後に3万円を稼ぐために、どのくらいのペースで収入を増やすべきか?がわかり、ではそのために立てるべき目標、Planは何か?ということにつながります。
まとめ
「ローマは1日にして成らず」と言われるように、上手なPlan(計画)を立てることも、1日ではなかなか難しいです。
順番としては、まず目標達成のために必要とするペースは何か?を調べるPDCAを回し、その後にペースを知るためのPDCAを回し、やっと本来のGoal(目標)達成のための具体的なPDCAが回り始めるといった感じでしょうか。
自分の達成させたいGoalによっても違いますが、上手にPlanを立てようと考えた時には、まず『自分のペースを知る』ことが大切だと覚えておいて下さい。
今回も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。次回の記事もお楽しみに。