お金の情報弱者から卒業しよう!

予定は変更するものだと最初から計画しておく

PDCAではPlan(計画・仮定)がとても大事だと言われています。

その理由は、Planがしっかり立てられていない場合、その後に続くDo(実行)、Check(検証)がしっかり実行できないため、その後のAction(改善)やAdjust(調整)が行われない。

「結果としてPDCAが回らない」ということになってしまうのです。

逆にPlanがしっかり立てられたPDCAは、高速で回りだし、目標まで最短の道で進めることでしょう。

しかし!最初から完璧なPlanを立てることは、ほぼ不可能だと考えて良いでしょう。

それにしっかりとしたPlanを立てられるまで、PDCAを回し始めないというのはナンセンスです。

しっかりとしたPlanを立てなければPDCAは上手く回らないのに、「しっかりとしたPlanを立てる前からPDCAを回し始めろ!」と言うのは、一見矛盾しているように思えます。

でも違うのです。

最初からPlan(予定)は、変更するものだと計画しておけば良いのです。

Plan(計画・仮定)の変更は予定通り

そもそもPlanとは?

PDCAでいうPlanとは、そもそも何を指すのか?

それはGoal(目標)に向かうための、計画であり仮定です。

「ディズニーランドへ行きたいです。」

マッキーくん

と考えた時、Goalである『ディズニーランド』へ行くには、どうやって行けば良いのか?を考えます。

これが【Planを立てる】ということです。

ディズニーランドへ行くために、電車で行くのか?車で行くのか?、何時に出発して、どこを通って行くのか?を決めなくては、目的地へはたどり着けません。

これが『近所のコンビニへ行く』という目標だった場合には、特にPlanを考える必要もないので、イコールPDCAを回す必要がないということです。

ちょっと話が逸れますが、『ディズニーランドへ行く』という目標も、1回限りのことだったらPDCAを回す必要はないのです。

また行くかもしれないし、場所は変わっても違う場所へ行く予定が出るかもしれません。

そういった時のためにPDCAを回すのです。

PDCAは再現性のあるもので、再現するために回す場合もあるのです。

1週間サイクルでも3日に一度

PDCAは内容によって、サイクルが変わってきます。

1年単位、半年単位、1ヶ月単位、1週間単位と、単位によって回すサイクルが違います。

1サイクルでPDCAのPlan、Do、Check、Actionを1回づつしかやらない場合、1年サイクルではCheckするのも1度だけということになります。

目標に向かって上手く進んでいれば良いのですが、1年経ってCheckしてみて「全然目標に近づけていなかった。」ということでは、次のPDCAを回すための修正はかなり困難で、目標を諦めなくてはいけないことにもなるでしょう。

そういった事態を回避するためにも、Checkはもっと頻繁に行う必要があります

PDCAのCheckは、Planを立て、Do(実行)した後にしかやってはいけないというものではありません。

Doの途中でもCheckはするべきなのです。

そのタイミングとして、1週間サイクルで回すPDCAであっても、3日に一度はCheckしましょう。

ぼくのやり方としては、

  • 1年サイクルのPDCAは1ヶ月に1度(月次レビューの時)
  • 1ヶ月サイクルのPDCAは1週間に一度(週次レビューの時)
  • 1週間サイクルのPDCAは每日(日次レビューの時)

上記のタイミングでCheckしています。

まとめ

『Goal(目標)へたどり着くためのPlan(計画)は、最初から完璧には立てられない』

このことがわかっていれば、できる限り調べて対策を考えたPlanで、Do(実行)にうつせます。

そして細かくCheckする計画も入れておくことで、柔軟に修正することができ、Goalへの道のりを大幅に外れることなく近づくことができるのです。

何事も最初から完璧にやろうとはせず、「ちょっとやってみて、間違っていたら修正しよう!」というぐらいの気持ちで行動した方が、フットワークも軽くなりますし、間違いなくGoalへも早くたどり着けることでしょう。

PDCAという考え方はもう古く、「想定外への対処が出来ない」「柔軟な対応が難しい」などと言われたりもしますが、それはやり方次第だと思います。

細かなCheckを行っていれば、想定外への対処も素早く行えるし、柔軟な対応もできます。

やり方次第でどうにでもなりますからね。

Planを一度立ててそのままにするのではなく、細かなCheckを行っていくことも計画に入れておきましょう。

今回も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。次回の記事もお楽しみに。

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