ぼくは最近になって、PDCAを回し続けるために重要視していることがあります。
それを今回お伝えしたいと思います。
このポイントをしっかりセットするかしないかで、PDCAの結果が大きく変わると考えております。
PDCAを回し続けるために最も重要視していること
Check(検証)のタイミングを必ず決める
もうサブタイトルに書いたことが全てなのですが、PDCAを始める時は、『検証する日と時間を決めて、カレンダーに登録すること』を最も重要視しております。
もちろんPDCAは、始める前の検証もものすごく大切です。
ぼくがバイブルとしている本『エッセンシャル思考』では、
- 努力の量が成果につながるとは限らない
- 努力した分だけ報われるということはない
- 調査と検討にじっくり時間をかける
このように書かれているわけなのですが、それでも今のぼくは『いつ、どこで、どのようにCheck(検証)するのか?を決める』ことが、最も重要だと考えております。
その理由は、『PDCAを始めた時のモチベーションは後になって必ず下がる』からです。
PDCAを回し始める時というのは、何か成し遂げたいことがあったり、改善したいことがあったりして始めるので、モチベーションがとても高い状態です。
このモチベーションが高い時は、しっかりとPlan(計画)を立て、「これから頑張るぞ〜!」となっているので、その後のDo(実行)、Check(検証)、Adjust(調整)/Action(改善)までも、しっかりやれると錯覚します。
ぼくだけのことではないと思いますが、このモチベーションの高さはもって数日、悪い時には翌日に下がっていたりします。
その結果どうなるか?
せっかく時間をかけて考えたPlan(計画)も実行してはみるものの、その時々の状況に合わせた対応をして、Do(実行)の記録がしっかり残せず、Check(検証)するタイミングを失い、PDCAは1周もせずに終わる。
こういったことが多いかと思います。
ではモチベーションが下がったとしても、しっかりPDCAを回し続けるにはどうしたら良いのか?
それがCheck(検証)の実行日時、場所、方法を決めておくことなのです。
「今日からこのPDCAを回し始める。だから、1週間後の18時から自宅でCheckをする。その方法はこのPlanに書かれた内容に照らし合わせ、Doの記録と比較する。」
こういった感じで決め、しっかりカレンダーに登録をしておけば、そのタイミングでしっかりCheck(検証)を行うことができます。
Check(検証)するタイミングを決めておくことで、その日になったら「今日はあのPDCAのCheckを行う日だ」と思い出すことができますし、万が一、その実行しようと考えたPDCAを忘れてしまっていたとしても、Check(検証)のタイミングで思い出し、また再スタートできることもあります。
こういった理由から、PDCAを回し続けるためには、Check(検証)するタイミングを決めることが、最も重要だと考えています。
まとめ
ぼくは割と好奇心旺盛な方で、色んなことに興味があります。
あれもこれもとやってみたいことがたくさんあるため、その目標や改善のためにPDCAを回し始めることも多いです。
回すPDCAが多くなると起きやすいのが、「そもそも今どんなPDCAを回していたんだっけ?」という最悪な結果です。
物忘れがひどいぼくは、いちいちノートを確認しなくては忘れてしまいます。
だからこそPDCAを始める時には、Check(検証)するタイミングを決めておくことが、と〜っても大事だと思うようになったのです。
もしあなたにも心当たりがありましたら、しっかりCheck(検証)するタイミングを決めて、カレンダーに登録するクセを付けてみて下さい。
今回も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。次回の記事もお楽しみに。