不謹慎かもしれないが、今回の大型台風に対して何も恐怖を感じなかった。
台風が来るまでは、今年最大級や、狩野川台風並みに危険だと言われていて、それはもう気持ちが落ち着かないほどに恐怖を感じていた。
事前に恐怖を感じ過ぎたからなのかもしれない。
あらゆる準備をほぼ完璧にしていたからかもしれない。
埼玉県戸田市に住むぼくは、全くと言っていいほど何の恐怖も感じなかった。
そして停電も断水もなく、これといった不都合なことも何一つなかった。
これはただ単に運が良かっただけなのだろうか?
それとも恐怖が近づいていたのに、気が付かないほどに鈍感なだけだったのだろうか?
ぼくは今回の結果を、準備万端にしたため危険に対してボケたと判断した。
今回の台風が来ることで、ぼくは2日も前から準備していた。
大切な家族を守るために、できる限りの準備をしていた。
結果として、大した影響がなかっただけ。
準備は決して無駄ではなかったのだ。
次にまた同じような台風が来たとしても、ぼくはまた万全の準備をして、何の恐怖も感じることがないようにしたいと思った。