お金の情報弱者から卒業しよう!

苦渋の決断

今朝6時頃のこと。

トイレに入っていると、妻の叫ぶ声が。

おれは昨日熱を出した息子が、嘔吐でもしてしまったのかな?と思いつつ、急いで駆けつけた。

すると4歳の息子が、白目をむいて痙攣を起こしていた。

治まる様子がなかったため、119番に電話し、救急車に来てもらった。

救急隊員の人が来てくれた時には、若干意識は戻っていたものの、左腕が固まってしまっていたので、救急車に乗って病院へ。

まず1番に痙攣を抑えるための座薬を投与してくれて、その後に血液検査、インフルエンザの検査をしてもらった。

結果はインフルエンザA型との診断。

すぐさま点滴にて、インフルエンザの薬を投与してくれた。

点滴が終わり、薬をもらってやっと帰宅。

座薬を投与された息子は、目が常に半開きとなり、意味不明な言葉を話し出した。

普通だったらビックリするところだが、実は息子の痙攣は2回目で、1回目と同じ副作用のために驚きはなかった。

1歳ちょっとの時に最初の痙攣を経験したのだが、その時はおれも妻もパニックになったことを覚えている。

とまぁ、今日は朝からなかなかハードな1日だったのだが、ぼくにとって1番ハードだったのは、苦渋の決断をしたことだ。

その決断とは、今週末に開催予定だった『牡蠣BBQ』のこと。

現時点でぼくも妻も6か月の娘も、高熱などの症状は出ていない。

疲れてはいるが、身体は元気だ。

しかし息子を診察してくれたお医者さんが言うには、家族みんなインフルエンザの菌は持っているとのこと。

今はまだインフルエンザの菌に負けておらず、発症していないだけなんだって。

いつ発症して、高熱が出てもおかしくないらしい。

ぼくはインフルエンザの予防接種もしているし、気合いも充分だから、インフルエンザの菌に負ける気はしない。

でも菌を持ってしまったことは否めない。

そうなると、今週末の土曜日にバーベキューを開催した場合、ぼくはインフルエンザの菌を体内に潜ませたまま、参加者のみんなと会うことになる。

おれは大丈夫かもしれない。

でも参加してくれた人にインフルエンザの菌をうつしてしまったら、どう責任が取れるだろうか?

いや、責任なんて取れるわけがない。

それにインフルエンザの菌を持っていながら、バーベキューを開催するというのは、とてもBBQプランナーを目指すもののとる行動ではない。

人間としての信用も失うだろう。

そう考えたぼくは、2020年最初のバーベキューであり、1年前から楽しみにしていたバーベキューの開催を諦めた。

大阪からわざわざ来て参加してくれようとした友人。

毎年の楽しみにしてくれていた友人。

会社の同僚、後輩、友人などを誘って、参加してくれようとした友人。

みんなには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

正直、決断を決めた時は涙が止まりませんでした。

でもこれで全てが終わりになるわけではない。

そう自分に言い聞かせ、また次にバーベキューを開催できるように頑張ります。

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