「夢(目標)を達成するために、PDCAを回して頑張るぞ!」と意気込んでいる人をたまに見かけます。
ちょっと前のぼくがまさにそうだったんですけどね。
【目標を達成するためにPDCAを回す】ことは間違っていないのですが、その前にやるべきことがあります。
それは大きく分けて3つ
- 現状と夢までのギャップを把握
- ギャップを埋めるための課題抽出
- 課題解決のための解決案をリストアップ
この3つを順番にやっていく必要があります。
『夢を叶えるためにPDCAを回す!』その前に
上の画像を見てもらうとわかるように、現状と夢までの間にはギャップがあります。
これがなかったら、既に夢が叶っている状態になるわけです。
このギャップを埋めるためには、たくさんの課題を解決していかなくてはいけません。
そしてその課題を解決するために、「これで解決できるだろう」という解決案を出すのです。
解決案を出した時点ではまだ仮であるため、実行してみなくてはその解決案が正解だったのかどうかはわかりません。
間違っていた場合に、すぐ次の行動をとれるよう、解決案はいくつかリストアップしておく必要があります。
さらにそこからどの解決案を実行するのか、選別する作業があり、それが決まったところから最初のPDCAが回り始めます。
これら大きく分けて3つの作業は、これから別の記事にて詳しく説明していきますので、まずは『PDCAを回す前にやることがある』ということを覚えておいて下さい。
まとめ
今回は【PDCAを回す前にやることがある】ということだけをお伝えしました。
「そんな当たり前のことはわかっているよ!」言う方が大半かと思いますが、意外にもこのポイントをよくわからずにいる人も多くいるのが事実です。
「まずはとにかくやってみてから考える」と言う方をたまに見かけますが、そういった方のほとんどは1つか2つの課題を達成して終わり、目標まで到達していません。
その理由は、「とにかくやってみる」では時間がものすごくかかるため、モチベーションが続かないのです。
「おれはストイックな人間だ!夢を叶えるまでは絶対に諦めない!」という人の絶対は、絶対でないことが多いです。
よくビジネス書などにも書かれていることで、「富士山にサンダルで登ろうとするのはバカだ」ということです。
日本一高い山をサンダルで登ろうとしても、よほど屈強な身体でない限りは登頂できずに終わることでしょう。
何事もしっかりと準備することが大切なんです。
このブログを読んでくれているあなたには、闇雲にPDCAを回そうとするのではなく、しっかりと準備をして、確実に目標を達成していただきたいと思います。