『目標』という言葉を、あなたはしっかり説明ができますか?
ぼくが「目標とは何か?」を聞かれたとしたら、「目的地へたどり着くために必要な目印」と答えます。
つまり、目標とは目印なのです。
このことをよく理解できていないと、目標設定が上手くできません。
目標のあり方
目標とは目印
カーナビで「次の角を右に曲がって下さい」といった場合には、次の角が目印となります。
でもその角を曲がりそこねた場合、「次の角を右に曲がって下さい」と、次の角が目印となります。
1つ目の角が目印だったのに、そこを過ぎてしまったら、2つ目の角が目印となるのです。
つまり目印というのは、その時の状況に応じて変化するのです。
これを目標として考えた場合、目的が『仕事で独立して成功する』だとします。
その場合に最初の目標が「20歳の時に独立する」だとして、その目標の期限「20歳」を過ぎてしまったら、次は「30歳で独立する」という目標に変更されます。
また30歳を過ぎれば、35歳、40歳と、どんどん目標は変更されていきます。
こう考えると、目標とは達成できなかったら、どんどんと変更されていくものなのです。
目標に必要なもの
目標とは、目印だと言いました。
そして目標は達成できなかった場合に、どんどんと変更されていくものだとも言いました。
これを逆に考えると、変更できない内容では目印とはならず、目標にもならないのです。
つまり、目標を設定する時に気をつけるべき点として、変更できるかどうか?がキーとなります。
変更するために必要なこと、それは目標を達成したかどうかが明確に判断できる状態にあること、そして期限が決まっていることです。
例えば「毎日読書をする」という内容を目標に設定したとしましょう。
「読書する」は本を読むということですが、これでは1ページを読めば達成なのか、1分読めば達成なのかがわかりません。
そして「毎日」というのは、死ぬまで永遠という意味に捉えられます。
目標とは目印なので、永遠に続く内容では目印になりませんし、目的地へは絶対にたどりつけませんね。
ここで気づくのが、目標は目的があってこその目標なのです。
目的がなければ、目標は存在し得ないのです。
目的があってこその目標
目的をハッキリさせることで、目標もしっかりと立てることができます。
先ほどの例で言うと、本を読んでどうしたいのか?をハッキリさせれば、それば目的となりますよね。
- 本を読んで、自分が納得のいくまで知識をつける
- 本を読んで、資格試験に合格する
- 本を読んで、プログラミングについて理解する
自分がどうしたいのか?をハッキリさせることが、目的を見つけることにつながり、しっかりとした目標を立てられるようになるのです。
まとめ
ぼくは今まで『目標』について深く考えることが多々ありました。
最近になってようやく『意味のある目標』を立てられるようにはなってきましたが、それでもまだまだだと感じます。
目的をハッキリさせることも、簡単ではないですよね。
自分がどうしたいのか?
自分が何を求めているのか?
常日頃から紙に書き出すことで、やっと少し見えるようになってきました。
この『書き出す』ことについては、今度ぼくのやり方をご紹介させていただきます。
今回も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。次回の記事もお楽しみに。